飲みに誘いたいのに、どう送ればいいかわからない。気になってる人や仲良くなりたい相手を飲みに誘いたい。でもいざLINEを打ち始めると、重いと思われないかな、断られたら気まずくなるかな、そもそもどんな言葉で誘えばいいのかが出てこない。考えれば考えるほど、また今日も送れなかった、という夜が続いてしまう。
飲みの誘いって、特別な言葉より誘い方の方がずっと大事だったりする。うまい一言を探すより、断られにくい誘いの形を知っておく方が、送信ボタンを押すハードルが一気に下がる。
飲みの誘いが自然に見える、基本の構造
唐突な誘いと自然な誘いの差は、文脈があるかどうかの一点に尽きる。
今度飲みませんか、が単体で届くと、なぜ今?という疑問が先に立つ。でも会話の流れの上に誘いが乗ってくると、そういう流れだね、として受け取られる。断る理由がなければ自然とイエスになる。
誘いに必要なのは文脈、具体性、余白の三つ。文脈は会話から誘いへの自然なつなぎ、具体性はいつどこにという情報を自分から出すこと、余白は都合が悪ければいいよという逃げ道を残すこと。この三つが揃うと誘いが軽くなって、相手が返事しやすくなる。
飲みに誘うLINEの例文、シチュエーション別に
会話の中で出てきたお酒や飲み物の話から誘う
前に◯◯が好きって言ってたじゃないですか。近くにそれ系のバーがあるみたいで、よかったら一緒にどうですか?来週あたりご都合よければ。
相手の言葉を覚えていて使う、というのが一番刺さる誘い方だ。覚えてくれてたんだ、という感覚が生まれると、返事がしやすくなる。しかも相手がすでに興味を持ってるお酒やお店だから、断る理由が見つかりにくい。
共通の話題から飲みにつなげる
◯◯の話、もう少し聞いてみたくて。よかったら今度ゆっくり飲みながらどうですか?週末あたりどちらかご都合いいですか?
飲みに行く理由として、もっと話したいという動機を使う。デートという文脈より、会話の続きとして飲みを提案する形にすると、相手のハードルが下がる。
新しくできたお店や気になる場所を使って誘う
◯◯に新しいバーができたみたいで、気になってて。よかったら一緒に行かない?今月中なら空いてるんだけど。
新しい、気になる、という要素があると今行かないと、という動機が自然に生まれる。誘いに理由があるから唐突に見えないし、一緒に行くことへのイメージが作りやすい。
まだ関係が浅い相手への誘い
近くに気になってるお店があって、よかったら一緒にどうですか?軽く一杯くらいで。
軽く一杯くらいで、という設定が入ることで相手のハードルが下がる。長時間の飲みより、気軽な設定の方が、関係が浅い段階では断られにくい。短時間でも一緒に飲めれば、そこから自然に次につながっていく。
職場の相手や同期への誘い
最近お疲れじゃないですか?よかったら今週末でも軽く飲みに行きませんか。仕事の話抜きでゆっくり話せる場所があると気分転換になるかなと思って。
お疲れじゃないですか、という気遣いから入ることで、誘いが相手のための提案として届く。仕事の話抜きで、という一言が、プライベートな時間として誘ってるという意図を伝えてくれる。
久しぶりに連絡して誘うとき
久しぶり、元気にしてる?最近飲みに行けてなくてさ、よかったら今度一緒にどうかなと思って連絡してみた。都合よければだけど。
誘うために連絡したという事実をさらっと見せてしまう方が正直で好印象になりやすい。都合よければだけど、という余白が、断ることへのプレッシャーを取り除いてくれる。
素直に飲みたいと伝えてしまう
急にごめんなさい、◯◯さんと飲みに行きたくて。よかったら今度どうですか?都合のいい日があれば教えてほしいです。
文脈を作れないときや、ある程度関係がある相手には、素直に伝えてしまう方が刺さることがある。あなたと飲みたかった、という事実をシンプルに出すだけで、作りこんだ誘いより届くこともある。
飲みの誘いで失敗した話
気になってた人に、今度飲みに行きませんか、と単体で送ったことがある。
返ってきたのは、いいですね、の三文字だった。そこで満足してしまって、具体的な日程を出さないまま数日が過ぎた。次に何を送ればいいかわからなくなって、結局そのまま立ち消えた。
あのとき、来週の金曜か土曜、都合よければどうですか、と一文足してれば全然違ったはず。いいですね、という返事をもらったのに、そこで止まってしまった。誘いは具体化するまでが誘い、ということをそのとき身をもって学んだ。
飲みの誘いへの返事が来たあとの動き方
イエスが来たら即座に具体化する
行きましょう、という返事が来たら、すぐに日程と場所を詰める。
来週の金曜か土曜、どちらかご都合いいですか、という候補を自分から出す。相手の返事の勢いが残ってるうちに予定として固めてしまうのが一番いい。時間が経つほど、また今度、になりやすい。場所も候補を一つ出しておくと、決めやすくなる。
曖昧な返事への対処
いいですね、また今度、という曖昧な返事が来たとき、そうですか、で引かない。
少し間を置いてから、改めて具体的な日程を出す。来月あたりどうですか、という形でもう一回具体化する。一度の曖昧な返事で諦めると、誘ってくれなくなったという印象になることがある。
断られても次につながる返し方をする
その日は難しいと来たとき、そうですかまたの機会に、で完全に引かない。
他の日はどうですか、と代替案を一回だけ出す。そこでも難しければ、また機会を見て誘う。一度断られた理由が日程の問題なのか、気持ちの問題なのかは、代替案への反応を見ればある程度わかってくる。
飲みに誘いやすい関係を日頃から作っておく
誘い文句を磨くより、誘いを乗せやすい関係を育てることの方が先だったりする。
日常のやりとりの中で相手の好みを覚えておく、お酒や食べ物の話題を自然に出しておく、一緒に行ってみたいという言葉を会話の中に蒔いておく。この積み重ねがあると、誘いを出したときの文脈が自然にできてる。
誘いたい気持ちがあるなら、それだけで十分な動機になってる。完璧な一言を探し続けるより、少しだけ勇気を出して送った一言の方が、ずっと多くのものを動かしてくれるから。
飲みの場が関係を一段進める理由
飲みの場って、LINEのやりとりだけでは縮まらない距離が、一夜で一気に縮まることがある。
お酒が入ると自然と素が出てくるし、ゆっくり話せる時間があると相手のことがよく見えてくる。LINEで何週間やりとりするより、一緒に飲んだ二時間の方が関係を前に進める力がずっと大きいことがある。
だから飲みに誘うことへの勇気は、持つ価値がある。誘いの文章は完璧じゃなくていい。文脈があって、具体的で、相手への配慮がある誘いなら、多少ぎこちなくても伝わるから。