LINEでありがとうの返事に困る人へ|好感度が上がる返し方

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ありがとう、で会話が止まる

手伝った。届けた。話を聞いた。
返ってきたのは、ありがとう、のひとこと。
うれしい。うれしいんだけど、この後どうすればいいの。
いえいえ、と打って消す。とんでもない、と打って消す。スタンプを探して、しっくりくるものが見つからない。
既読つけたまま終わるのも変だよね…
指が止まったまま三分。あの気まずさ、共有できる人多いと思う。
ありがとうへの返事って、会話の終点にも起点にもなる。ここの一手で、その人の印象が変わります。

返すか、返さないかで迷う時間がいちばん無駄

返事にお礼を重ねると、往復が終わらなくなる。そう思って黙る人、けっこういます。
でも受け取る側からすると、既読だけついた画面は少し寂しい。
基本は返す。ただし、終わらせる形で返す。
この使い分けさえ覚えれば、迷う時間はゼロになります。

いえいえ、が味気なく響く理由

いえいえ。とんでもないです。全然です。
どれも間違ってません。ただ、全部が否定の言葉なんですよね。
相手が差し出した感謝を、こちらが押し返してる形。
だから読み終わった後に何も残らない。
受け取る言葉に変えるだけで、印象が一段変わります。

好感度が上がる返し方の基本

たった一行でも、入れる要素で伝わり方が違ってくる。

まず、感謝を受け取ってしまう

そう言ってもらえてよかった。
役に立ったならうれしい。
否定せずに受け止めると、相手の気持ちが着地します。
遠慮しすぎる返しは、実は相手に気を使わせてる。
私も昔は反射的に、いえ私は何も、と書いてました。ある日、友人からそんなに謙遜されると逆にお礼言いづらい、と笑いながら言われて、はっとした。
たしかに。受け取ってあげるのも優しさなんだよね。

こちらの得も添える

一方的に与えた形にしないと、相手の負担が消えます。
こっちも楽しかったから。
私も勉強になった。
ついでだったから気にしないで。
借りができたと思わせないための一言。これがあると、次も頼みやすくなります。
関係が長く続く人は、たいていこれを自然にやってる。

また、をそっと置く

終わらせつつ、扉は閉じない。
また何かあったら言ってね。
いつでも声かけて。
この一行が、次の連絡の許可証になります。
特に気になる相手なら、ここを外さないほうがいい。

関係別、そのまま使える返し

距離感によって、力の入れ具合を変えます。

友達へ

どういたしまして、より軽い言葉のほうが自然。
全然!こっちこそ楽しかった。
役に立ってよかった〜、また呼んで。
そんなん気にしないでいいのに。
スタンプ一個で締めるのもあり。ただしスタンプだけだと素っ気ないので、一行足してから貼るのがおすすめ。

職場の人や目上の人へ

かしこまりすぎると、かえって距離ができます。丁寧さは保ちつつ短く。
とんでもないです。お力になれてよかったです。
こちらこそ助かりました、ありがとうございます。
またお手伝いできることがあればお声がけください。
返信不要です、を最後に足すと相手の負担が消えます。これ、地味に喜ばれる。

気になる人、好きな人へ

ここが本番。ありがとうは、恋の入り口としてかなり優秀です。
喜んでもらえてよかった、それだけで頑張った甲斐あった。
〇〇くんのためなら全然いいよ。
またなんかあったら言って、わりと暇だから。
ポイントは、あなただからやった、を薄くにおわせること。
濃くしすぎると重いので、あくまで軽く。冗談まじりくらいがちょうどいい。
そして最後に、次につながる一行を置く。
お礼はごはんで受け取ります(笑)
この一言で約束が生まれたケース、私の周りに何人もいます。

親や家族へ

照れくさくて、スタンプで済ませがち。
でも一行だけでも文字にすると、想像以上に喜ばれます。
こっちこそいつもありがとね。
また送るから。
母から届いたありがとうに、雑に返した日のことを今でも思い出します。あの時ちゃんと書いておけばよかった。

私がやらかした、返しの失敗

偉そうに書いてますが、失敗の蓄積でできてる知識です。

謙遜しすぎて会話を殺した日

数年前、後輩の資料作りを手伝ったことがあります。
後輩から、本当にありがとうございました、と長めのメッセージが届いた。
私が返したのは、いえ、大したことしてないので。の一行。
既読がついて、それきり。
(あれ、なんか冷たかったかな)
その後しばらく、その子から相談が来なくなりました。頼ったら悪いと思わせてしまったんだと気づいたのは、だいぶ後。
謙遜は美徳みたいに言われるけど、使い方を間違えると壁になります。
今なら、力になれてよかった、また困ったら言ってね、と書く。それだけで違ったはず。

返しすぎて終われなくなった話

逆パターンもやりました。
ありがとう、に対して、こちらこそありがとう。
すると相手も、いえこちらこそ。
延々続く。五往復くらいして、どっちも終わらせ方を探してる空気になった。
最後は、スタンプで無理やり止めた。ぐったり。
終わらせるつもりの返事には、疑問文を入れない。これが鉄則です。
質問を入れると相手は答える義務が生まれるので、閉じたいなら断定形で締める。

スタンプ一個で済ませて、印象が薄れた件

忙しい日、ありがとうにクマのスタンプだけ返したことがあります。何度も。
後で友人から、あの子いつも同じ反応だよね、と言われたときの、頬がじわっと熱くなる感じ。
悪気はなかった。でも相手からすると、流されたように見えていた。
それ以来、スタンプの前に必ず文字を一行入れるようにしてます。五文字でもいい。

相手の温度に合わせるという技術

返しの正解は、実は相手が決めてます。

文量をそろえる

向こうが三行なら、こちらも二行から三行。
一行なら、一行。
長さがそろわないと、話が合わない人だと判断されます。内容じゃなくてリズムで測られてるんですよね。
これを意識し始めてから、会話が途切れる回数が明らかに減りました。

敬語のゆるみ方をまねる

相手が、ありがとうございます、なのか、ありがとう、なのか。
その崩し具合に合わせる。
先に崩すのは少し勇気がいるけど、相手が崩したら遠慮なく寄せていい。
硬いままだと、距離を置かれてると受け取られることがあります。

返す速さも見られてる

即レスは嬉しい。でも毎回一分で返すと、待ってた感が出ます。
五分から三十分くらいが落ち着く。
既読をつけて三十分以上空くと、何か気に障ったかなと思わせることがあるので、忙しい時は、後でちゃんと返すね、と先に投げておく。これで相手の不安が消えます。

ありがとうを、関係が進む合図にする

最後に、ここがいちばん伝えたい話。

お礼のやりとりは、口実として優秀

何かをして、ありがとうと言われる。
この瞬間、相手の中には少しだけ返したい気持ちが生まれてます。
そこに、じゃあお茶でもおごって、と冗談っぽく置く。
断られにくいし、押しつけがましくもならない。
私の友人は、傘を貸したお礼のやり取りから食事に行って、今も付き合ってます。きっかけなんてそんなもの。

言われたら、覚えておく

ありがとうと言ってくれた内容を、後から一度だけ持ち出す。
この前のあれ、うまくいった?
これができる人、少ないです。だからこそ効く。
気にかけてくれてたんだ、と思われた時点で、その人の中の順位が動きます。

自分からも、ちゃんと言う

返す技術ばかり磨いても、伝える側が下手だともったいない。
ありがとう、の後ろに理由をひとつ足すだけで、まったく違う言葉になります。
ありがとう、あの一言で気が楽になった。
言われた側は、その理由の部分をずっと覚えてる。
私も昔、後輩から、先輩のおかげで会社辞めずに済みました、と送られたことがあって。スマホを持ったまま、しばらく画面から目が離せなかった。
たった一行の返信が、何年も残ることがあるよ。

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